第19期目がスタートしました。
8月1日より、株式会社リハブインテリアズは第19期目をスタートいたしました。
そして、8月11日は創立記念日となります。
18年間、ここまで続けることができたのは一重に皆様方のおかげです。
新しい期を無事に迎えられましたこと、心よりお礼申し上げます。
毎年恒例、一年の振り返りとこれからへの想い、
どうぞお付き合いくださいませ。
人生の「第2章」が始まったような一年
振り返ってみると、第18期は私自身にとって人生の「第2章」が始まったような一年だったのかもしれません。
昨年の活動報告では、母を亡くしたことについて書きました。
その後も、大切な人たちとのお別れが続きました。
また、昨年から今年にかけて転倒を繰り返し、今年は子宮、大腸、頚など、気になっていたところをいろいろと検査しました。
幸い大きな問題はありませんでしたが、50代後半となった今、これからの人生をどう生きるのか、仕事をどう続けていくのか、以前よりも現実的に考えるようになりました。
そんななか、コロナ禍で手放したオフィスをもう一度持つことにし、新しいプロジェクトも始めました。
これまで「点」だった経験が、少しずつ「線」になり始めているようにも感じています。
そのひとつが、「シンカライフproject」です。
実は昨年の活動報告にも、これから取り組みたいこととして書いていました。
まずは、それを実行することができました。
まだ始まったばかりですが、少しずつ育てていきたいと思っています。

第18期の活動
株式会社リハブインテリアズ
今期も、医療・福祉施設の環境づくりやインテリアリハビリテーション®に関するご相談、研修、講演など、さまざまなお仕事の機会をいただきました。
毎年いろいろな講演依頼をいただきますが、今年とくに印象に残っているのが、愛媛県作業療法士会様と株式会社Magic Shields様からのご依頼です。
10年以上前、四国作業療法学会で愛媛を訪れました。今回はオンラインでの講演でしたが、再び愛媛県の皆様とつながることができ、ご縁を感じます。
「池田先生にお願いしてよかったです。」
「とても楽しかったです。」
企画担当者の方からこのようなメッセージをいただき、たいへん光栄でした。
そして株式会社Magic Shields様からいただいたテーマは、「転倒予防のための環境整備」。
実はこのテーマ、2001年頃に私がよく講演していたテーマでもあります。
あれから約25年…その間に私自身も年齢を重ね、昨年から転倒を繰り返すという経験までしました。
25年前にお伝えした「転倒予防」を、今の私ならどう考えるだろう。
昔の資料も振り返りながら、現在のインテリアリハビリテーション®の考え方や自分自身の経験も重ね、25年ぶりに同じテーマに向き合えたことは、とても興味深い経験となりました。
これもまた、昔の「点」が今につながった出来事だったように思います。


20期を前に、仕事の仕組みも整えたい
来年はいよいよ第20期。
ここまで続けてきたリハブインテリアズの事業を、これからも持続可能なものにしていくために、仕事の仕組みも少しずつ見直しています。
そのひとつが、インテリアリハビリテーション®のセミナー受講の仕組み化です。
これまで私自身がその都度お伝えしてきた内容を、必要な方が必要なときに学べるかたちにしたい。
なかなか思うように進まず苦戦しておりますが(笑)、第19期中には必ず完成させます。
その折には、またこちらでご報告させてください。
書籍と活動
『そもるカード』完成、クラウドファンディングに挑戦しました
『リハビリテーション×ライフ』出版8周年となりました
もうひとつ、第18期の新しい取り組みが「そもるカード」です。
2018年に出版した『リハビリテーション×ライフ』の共著メンバーとともに製作し、クラウドファンディングにも挑戦しました。
6月から7月には、クラウドファンディングのリターンとして体験会も複数回開催しました。
『リハビリテーション×ライフ』で大切にしている考え方のひとつが、「暮らしのリノベーション」です。
欲しい暮らしを実現するために、「-(使い勝手が悪い)」から「+(欲しい暮らし)」へ変えていく。
書籍で大切にしてきたこの考え方を、地域で、現場で、もっと実践できるカタチにしたい。
そんな想いから生まれたのが「そもるカード」です。
体験会を重ねるなかで、基本の遊び方だけでなく、施設の理念づくりやチームビルディングなど、いろいろな使い方ができそうだと感じています。
この秋からは、カードを使った新しい楽しみ方や活用方法についても発信していく予定です。
『医療福祉の現場で実践してみよう! インテリアリハビリテーション®』

おかげさまで出版2周年となりました
『いつまでも健康でありたいですが、誰もが高齢になり、病気になります
そのときに病院や施設が居心地の良い場所であることは、どなたにとっても自分ごとです
だからこそ皆様とともにインテリアリハビリテーション®を実践したい…』
そんなメッセージとともにご挨拶させていただいた2年前、
インテリアリハビリテーション®に関する初の単著本が上梓されました。
おかげ様で2周年、皆様へ心よりお礼申し上げます。
軸はそのままに、お届けの仕方を工夫しながら
これからも様々な角度から発信、実践してまいります。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
「シンオフィス」と「シンカライフproject」
2026年5月1日、熊本市内に新しい事務所「シンオフィス」を開設しました。

交通の便もよく、窓から熊本城が見える場所です。

仕事の途中にふとお城を見ると、なんとなく守ってもらっているような気持ちになります。
そして、オフィスの開設と同時に「シンカライフproject」をスタートしました。
https://www.think-a.life/
人生100年時代。
50歳を過ぎると、親の介護、自分自身の健康、仕事、住まい、人とのつながりなど、それまでとは少し違った課題も出てきます。
でも一方で、まだまだ新しいことを始められる年代でもあります。
「新化」「進化」「深化」、そして自分自身の「真価」。
学び合い、つながり合い、人生後半に自分らしい「真の花」を咲かせていく。
そんな場をつくってみたいと思っています。
5月1日、2日に開催したOPEN OFFICE DAYには、たくさんの皆様がお越しくださいました。
そしてこの夏は「シンカライフCAFE」と称して、オフィスに遊びに来ていただいたり、Zoomでつながったりしながら、
「これからどんな学びがあったらいい?」
「どんなつながりがあったら安心?」
「どんな小さな助け合いができるだろう?」
そんなお話を皆様から聞かせていただいています。
シンオフィスへお越しくださった皆様、ありがとうございます!
ぜひまたお気軽にお立ち寄りくださいませ。




「小さな助け合い」を考えていたら

シンカライフprojectを始めるにあたって考えていたことのひとつが、
「何かあってから助け合うのではなく、その前から知り合っておく」
ということでした。
一緒に学んだり、おしゃべりしたり、楽しい時間を過ごしたり。
そうやって少しずつ知り合っておけば、いつか誰かが困ったときに「ちょっと助けて」と言えるかもしれない。
そんなことを考えていた矢先、7月28日、再び熊本で大きな地震が起きました。
被災された地域の皆様、被害に遭われた皆様へ、心よりお見舞い申し上げます。

これまで、阪神・淡路大震災、東日本大震災、10年前の熊本地震と、大きな災害が起こるたびに、「自分には何もできない」と落ち込むことがありました。
でも今回は、10年前には今ほど身近ではなかったZoomがあります。
大きな支援はできなくても、気持ちがふさぎがちな人と少しおしゃべりすることはできる。
熊本を心配してくださっている県外の方ともつながることができる。
そこで、「シンカライフCAFE@Zoom」を始めました。
本当に小さなアクションです。
でも、こういう小さなつながりも、誰かにとっては助けになることがあるのかもしれません。
8月いっぱいはできるだけZoomを開き、9月以降もオンラインで気軽につながる場を、何らかのかたちで続けていきたいと思っています。
シンカライフCAFE@Zoomへご参加くださった皆様、ありがとうございます!
引き続きよろしくお願いいたします。



19期へ向けて
こうして一年を振り返ってみると、
インテリアリハビリテーション®、25年ぶりの転倒予防、シンオフィス、シンカライフproject、そもるカード、小さな助け合い・・・
一見バラバラに見える活動が、私の中では少しずつ一本の線につながってきているように感じます。
理学療法士として働き、医療・福祉の環境づくりに関わり、独立して会社をつくり、インテリアリハビリテーション®に取り組んできました。
そして今、自分自身も年齢を重ね、大切な人たちとの別れや、自分自身の身体の変化も経験するようになりました。
これまで仕事として考えてきた「環境」や「暮らし」を、これからは「人とのつながり」や「人生」まで含めて考えていく。
もしかすると、これが私にとっての人生の「第2章」なのかもしれません。
来年、株式会社リハブインテリアズは第20期を迎えます。
第19期は、20年という節目を迎える前年にふさわしい、次のフェイズにつながる一年にしたいと思っています。
新しく始めたことは、まだどれも小さな芽です。
ひとつずつ育てながら、これまでの「点」を「線」にしていく一年にします。
これからも皆様のお力をお借りしながら、一歩ずつ進んでまいります。
第19期の株式会社リハブインテリアズも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

株式会社リハブインテリアズ
代表取締役 池田 由里子

